自己肯定感を上げることは自分を大事にする事につながる。
自己肯定感てよく聞く言葉ですが、自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう感じるかという感覚である。
では自己肯定感はどうしたら上げることができるのでしょうか。
自己肯定感を上げるには、まず、自己否定を手放すことから始めます。
自己否定感とは、自分自身を否定する感情です。
・自分はこのままではいけない。
・どうせこのままの自分は認められない。
・自分はだめ、自信がない。
・頑張っても前に進めない。
・やりたいことが見つからない。
・どうしたら幸せになれるかわからない。
・どうして自分はこんなにもダメなんだろう。
と、自分をダメ出しするネガティブな思考です。
自己否定感が強いと周りからの影響を受けやすくなり、些細な何気ない言葉にも、傷つき落ち込んでしまいます。
自分はダメだ、価値などないと心の底で思っているので、自分よりも相手のことを優先させてしまいます。
パートナーシップにおいても、自分の思いよりも相手の思いを優先させて、言いたいことを言えず、我慢をしてしまいます。
たとえ、ぞんざいな扱い受けても、しょうがないと受け入れてしまうのです。
私は価値のない人間だから、尊重されなくてもしょうがないとそれを許してしまう。
そのような扱いをされてもいいと、選択をしたのは自分であることに気づかないのです。
ここは重要なところです。
自分が冷遇されることを自分で選んでいるのです。
相手のせいではありません。
自分が選択したのだということを自覚するのです。
あ~私がそのようなぞんざいな扱いをしてもいいと、許可していたということに気づくことが重要です。
そういう選択をあなたは続けますか?望んでいますか?
これは無意識なので、あなたがそれを選択しているのですね。
というとだいたいびっくりされます。
私が選んでいたのか~と。
自己否定が強いと、自分が幸せに行く方向から、遠ざかる選択をすることになるのです。
自分が幸せになろうとすると、いやいや私にはそんな価値はないと、ストップをかける自分がいたりします。
自己否定が強いと、常に自分のうちなるネガティブな声に飲み込まれて、生きづらさを抱えてしまいます。
長年自分の中に染み付いた習慣はなかなか簡単に変えることはできません。
まずは自分はダメだと言う自己否定を一つ一つ取り払うことです。
それには自己否定が作られた製造元を探求することです。
私たちは幼少期に体験したことから、物の見方や考え方を身につけていきます。
静かにしなさい。
大人しくしていなさい。
と怒られたりすると自分を出してはいけないんだ。
わがままを言っては嫌われる。
役に立たないと責められる。
お母さんを困らせてはいけない。
がっかりさせてはいけない。
両親の仲が悪いのは私がいい子でないから私が悪いんだ。
お母さんの機嫌が悪いのは迷惑をかけている私のせいだ。
幼い自分ができないことを、全て自分が悪いからだと健気に思ってしまったのが始まりです。
無意識の中で刷り込まれた否定的な自己定義です。
自分の中にいつも回っている、パターンがあることに気づくことです。
日常の中で起きてくる反応に、良い悪いをつけずにただ気づいていく。
この気づきという感覚は、自分の内側に意識を向けないとなかなか観ることはできません。
自分の感情に意識を向けることから始まります。
あ~今その出来事に反応している自分がいる。
ざわざわしている。
何がざわざわ反応しているんだろう?
自分を出したら嫌われると思っている私が、今反応しているんだ。
といつものパターンが見えてきます。
それを俯瞰して観ることのできる私がいる。
それに気づくと、ざわざわが緩んでいくというのも、見えてくるかと思います。
自分のなかに回っているパターンのことを、私たちはビリーフと呼んでいます。
ビリーフとは自分の体験からできたとらわれや制限、苦しみの元となる思考や信じ込みのことを言います。
知らないうちに信じ込んでいて自分の定義になっているので、なかなか気づけません。
まず自分の中に入ってしまった思考のプログラムなんだと気づくことから始まります。
人生のストッパーになっているビリーフを解体して、前に進めるようにするのがビリーフリセットカウンセリングというものです。
ビリーフリセットはかなり強力なツールです。
思考優位な方や、感情がなかなかわからないという方にも、オススメのカウンセリングです。
ネガティブな思考の囚われを手放すことができると、今までの生きづらさから解放されて、うちなるパワーが湧いてくると思います。
そこから自己を肯定、すなわち、自分を信じることにつながるのだと思います。
日常の人間関係やパートナーシップが変わっていきます。
全て自分が源です。
自分が変われば、写し絵のように相手も変わっていきます。
まずは自分が自分を信じて、自分と繋がることから始めていきましょう。